〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟
〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟
ブログ主【えるまー。】が、
主観でレビューしていきます!
一味違う視点で絵本をお探しの方は、
是非いちど記事をご覧ください。
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作 アクセル・ハッケ
絵 ミヒャエル・ゾーヴァ
若干の番外編。
私のバイブル本、生涯この本が
1位独占でしょう。
挿絵を楽しみに読み進めるあたり、
文字の多い絵本のような感覚です。
作者のハッケさんを例えると
【あけるな危険!なおもちゃ箱】
面白い表現で読み手のココロを掴み、
頃合いを見てズバっと切り捨てるみたいなw
わかりやすい空想話に、
警告的なメッセージを含ませることで、
嫌味なくスッと伝わってきます。
挿絵担当のゾーヴァさん、
【覚めたまま観れる夢の世界】
私の中で、画家としてダントツ1位に好きです。
ハッケさんの独特な表現を絵に起こせるのは、
この方以外ありえません。
画家としての作品でも
優しいタッチでユーモア全開の絵。
子どもから大人までスッと馴染みます。
この二人は度々タッグで本を出されているので、
おいおい紹介します。
手乗りサイズの王様、
振る舞いは駄々っ子で何にでも疑問を持つ性格。
主人公は振り回されウンザリしつつも、王様の核心を捉えた質問に
忘れていた大切な気持ちが蘇ってきます。
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写真家・小林伸一郎
オフィシャルサイトはこちらです
私は、機械的な人工物はあまり絵にしません。
じっくり観察するので、植物や動物、遊ぶ子どもなど
見ていて気の休まる対象を描いてます。
「でもこの写真集、廃工場とかばっかりだよ?」
と本を開けた方には突っ込まれてしまいそうですねw
この本に魅力を感じたのは、
【人工物でありながら人の手を離れ朽ちた
もの悲しげな姿】
【そんな廃墟に寄り添う草木との融合】
自然は一番の芸術家と言いますが、
まさにその通りと頷きたくなる写真ばかりです。
無駄な文章がないので、
観る人それぞれ感じ方も違い
楽しめると思いますよ♪
作・木村裕一 絵・あべ弘士
リメイクにより一躍有名に。
原作では【あらしのよるに】ではじまり
【あるはれたひに】
【くものきれまに】
【きりのなかで】
【どしゃぶりのひに】
【ふぶきのあした】
【まんげつのよるに】で完結となる。
映画で知っている方は、
もしかしたら
こんなに作品が出ているのを
知らないかもしれない。
もともとは、嵐の日に
変わった出会いかたをした二人の
ほのぼのとした内容で締め括られるが
人気から作品が増えていき
だんだんとシリアスで濃い内容に。
映画化をうけやっと
ハッピーエンドに落ち着く。
さながら漫画のように
次へ次へと物語に引き込まれる。
草食動物と肉食動物の友情は、
私にとって想像を越えるものであった。
綺麗に飾らず、
血生臭い表現すら漂わす内容に
児童書として衝撃をうけた。
互いの嵯峨に翻弄され
追い詰められ
それでも絆を守り抜く二人。
命とは、命を越える絆とは…
みなさん、赤鬼と青鬼と聞いて
「よくある昔話だ」「鬼は悪役」
と決めつけていませんか?
そもそも鬼の起源は、
目に見えないもの=霊、疫病
だったそうです。
日本人にとっては悪役のスペシャリスト☆
悪が形をなした姿ですから、
もう最強のモンスターですね…
しかし、そんな鬼も時代と共に
様々な顔を持ち始めます。
豆まきなどの風習を見て、
悪さをするでもなく嫌われる鬼に
感情移入した人が出てきます。
そういった語り屋により、
マヌケな鬼、ユーモラスな鬼、
時に崇められた鬼も現れはじめます。
今作では、森の奥にひっそりと暮らす
寂しがりな赤鬼が主人公です。
唯一相談できる友達の青鬼のおかげで
たくさんの村人と
友達になることができます。
ではなぜ、
泣いたのでしょう?
寂しがりな赤鬼と友達思いの青鬼
優しい二人のやりとりが
あなたの涙も誘います。
【恐怖の幼稚園と風間くんより】
サムネに意味はありませんw
クレしんには、数多くホラー話があるので。
よかったら調べてください、
ちなみに、今まで都市伝説とされていた
“しんこちゃん”
なんとなく素性がわかってきたようですよ♪
っっr
日本のホラーについて、
外国にリスペクトされてますね。
映画でリメイクされたりと、
日本の恐怖文化は他国と若干違うみたいです。
外国で定番なのは、
突然現れたり追いかけ回されたり…
視覚できる恐怖が多いと云われています。
比較すると、日本のは
得たいの知れない何か、
または気になる空間。
精神的な部分に訴えるのが
上手いようです。
古来よりその風潮はあったと
私は思うのです。
妖怪が、まさにそれかと。
ジェイソンやゾンビや悪魔、
同じ化物じゃないの?
と思うかもでずが
生まれ方が違うようです。
脅かすために生まれた
外国のクリーチャー、
視覚的に驚かすため
ルックスや積極性が
求められます。
その点で妖怪は
ほとんどの場合で消極的、
ルックスも、凶悪というより
個性的なイメージが強いです。
(妖怪の容姿が定着したのは
浮世絵ブームの時だと
云われています)
また、その出生は時代の暮らしと
大きく関わっています。
得たいの知れない恐怖
それを、妖怪の仕業としたわけです。
例えば
【そで引き小僧】
夜道を歩いていると、
何者かに見られている気がする。
袖を後ろから引かれるが、
振り向いても誰もいない…。
【かっぱ】
いつも遊びなれた川で遊んでいると、
突然足を引っ張られ溺れかける。
【海坊主】
朝は快晴で、漁船を出すが
突然辺りが暗くなり、
大波に船が転覆してしまう。
【こなきじじい】
猛吹雪のなか歩いている、
風に混じって後ろから赤子の泣き声が聞こえ、
背負っている荷物がどんどん重くなり
雪に埋もれてしまう。
現在では、航空写真で夜中もくっきり日本が
光り輝いて見えるほど、電気の恩恵に
あやかって生きています。
でも昔の人々は、蝋燭一本で
長い夜道を歩いていたんですよね。
それに加えて情報も不足していて
理由のわからない
気象現象などの恐怖も
多かった事でしょう。
そういった出来事を
「そりゃ、狐にばかされたな」
「妖怪にいたずらされてよぉ」
とユニークな表現で
乗り切っていたんですね。
妖怪や幽霊は、
日本人の生活と共にあり
だからこそとても身近な
存在だったのかもしれません。
恐怖は、日本の文化と共にあり
これからも共にあり続けるのでしょう。
ホラー絵本が続いたので、少し休憩w
昨日は帰郷して、海に行きました♪
実家が湘南なんです、
藤沢と茅ヶ崎の間にある
辻堂という町です。
昔はのんびり静かな所だったのですが、
最近はとにかくオシャレで
ばんばん人や車が来るように。
江ノ島も近いし、横浜も小田原も鎌倉も
山も川も海も近いですからw
自慢したくなるくらい
素敵なとこなんです。
地元愛はそのくらいにして、
夜勤明けで嫁と息子は現地で合流。
まったりするつもりが、
「またキレイな貝殻探す」
と息子の一言で海へ。
砂遊びでもして帰る予定が
全員パンツまでびしょ濡れにw
最初は正直、気だるかったけれど
濡れてからはみんなで水のなか
バシャバシャはしゃいじゃって、
久々気持ち良く疲れました(* ̄∇ ̄*)
というわけで、
“あながのうしろに…”の正体は
海の波でした♪
昨日は帰郷して、海に行きました♪
実家が湘南なんです、
藤沢と茅ヶ崎の間にある
辻堂という町です。
昔はのんびり静かな所だったのですが、
最近はとにかくオシャレで
ばんばん人や車が来るように。
江ノ島も近いし、横浜も小田原も鎌倉も
山も川も海も近いですからw
自慢したくなるくらい
素敵なとこなんです。
地元愛はそのくらいにして、
夜勤明けで嫁と息子は現地で合流。
まったりするつもりが、
「またキレイな貝殻探す」
と息子の一言で海へ。
砂遊びでもして帰る予定が
全員パンツまでびしょ濡れにw
最初は正直、気だるかったけれど
濡れてからはみんなで水のなか
バシャバシャはしゃいじゃって、
久々気持ち良く疲れました(* ̄∇ ̄*)
というわけで、
“あながのうしろに…”の正体は
海の波でした♪