〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟
〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟
ブログ主【えるまー。】が、
主観でレビューしていきます!
一味違う視点で絵本をお探しの方は、
是非いちど記事をご覧ください。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
作・絵 マーカス・フィスター
表紙が輝く、目を引く一冊です。
絵本で視覚から楽しめるのは
とてもステキなこと、
この絵本は特殊な加工で
魚のウロコをキラキラと輝かせ
楽しませてくれます。
もちろん、このウロコは
作品のキーになっていきます。
にじいろのさかなは、
〝にじうお〟と呼ばれ
親しまれています。
生まれ持った美しさ、時に
欠点となりうるもの。
にじうおも
ウロコを欲しがる魚に耳を貸さず
さらにはウロコを自慢してばかり。
行き着くのは、そう孤独です。
美をはなにかけたため、誰も相手に
しなくなります。
にじうおは途方にくれ、
物知りなタコに悩みを打ち明けます。
『みんなに
ウロコをあげてまわりなさい』
タコのお告げは
にじうおにとっては、とんでもない
内容でした。
小さな魚に出会います。
小さなウロコを、譲りました。
にじうおは、惜しい気持ちより
相手の喜ぶ姿から
嬉しい気持ちが勝ったことに驚きます。
それからは、会う魚に
ウロコをどんどんわけてあげます。
最後にはウロコをあげ尽くして
しまいますが、にじうおは
なんともいえない幸福感と
たくさんの友達を得ることができました。
幸せは、みんなで分け合おう。
ケーキもみんなでわければ、
笑顔は人数分に増えるのですから♪
PR
この記事にコメントする