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〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟 〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟 ブログ主【えるまー。】が、 主観でレビューしていきます! 一味違う視点で絵本をお探しの方は、 是非いちど記事をご覧ください。
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まずはこのブログの趣旨から。
日記とは縁遠い自分が、このブログを書きはじめたのにはビックリしました。なんだか他人事ですが、実際に不思議な気分ですw
さてさて、ここでは「子どもに良い本をみせてあげたい」「えほんを通して優しい気持ちになりたい」なんて人に、ぜひ特別な1冊を手にとって頂きたくはじめました。
いわゆる、えほん図書館です。
週1で1冊程度にえほんをオススメできればいいなと思っています。
ゆるーく活動していくので、みなさんの憩いになれればと思います。







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絵本の表紙は、それぞれがトビラなんです。
私の仕事は取っ手に手をかけるお手伝いをすること、
トビラを開けるかは、みなさんの自由です。

でも立ち去る前に耳を澄ませてきいてみてくださいね、
トビラの向こうからうっすらときこえる

  妖精のイタズラの計画を
    ドラゴンの寝息を
      ちいさなちいさな王さまの小言を。
  
トビラに耳を当てたみなさんは、
取っ手をまわさずにはいられない事でしょう。

私の仕事は、取っ手に手をかけるお手伝いをすること。











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もともと、漫画や小説も好きなんです。
だいたい高校生くらいに【封神演義】の魅力に漫画を読むようになり、
成人してから児童書の【デルトラクエスト】の世界観に魅せられました。

そのため、幼児期から成人を過ぎるまで長いブランクはありました。
きっかけがなければ今でも絵本を忘れた大人だったのかもしれませんね。

絵本は漫画ほど鮮明に絵で表現しませんし、かといって絵があるぶん小説のように自由な世界観を読者に委ねるわけでもありません。
きっと読み手が幼児前後の子どもにかたよってしまうのもそういった理由からかもしれません。

でも私は
声を大にして言いたい!
絵本って、すんばらしいんだよー!!

つづく




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作:新美南吉
絵:箕田源二郎

 このお話は、小学生のとき国語の教科書で見たときから大ファンです。

今は新しい絵や子どもにわかりやすい語り調になって、たくさん出回っているようですね。

でもやっぱり!オススメはオリジナルのごんぎつねです。
ポイントは、
リアルなキツネの描写でありながら、なんとも言えない表情を見せてくれる【ごん】です。
また、独得の語り調もテンポよく物語を進めてくれます。
切ないほど自分の気持ちに素直なごんと、兵十が交わすたった一度のやりとりに誰もが心打たれることでしょう。



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そもそも、他の人が作っているブログもあまり見たことがなかった経緯もあり、すでに 「ネタが無くなるのでは?どの頻度でオススメしよう?そもそも見てくれる人は現れるのだろうか?」 と悩みはじめてました。 わからない事は、グーグル先生に聞こう! そう思い立ち、心配事で質問攻めにして先生を困らせてきたところですw なんだか、いろんな記事を総合すると、深く考えるほどドツボにハマってしまうようですね。 とにかく、テーマにそって楽しく書けばいいのだなということだけ理解しました。 雑談だけ増えていかないようにしなければ…



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ほとんどの人は、この題名を聞いて「あの話か」と思ったのではないだろうか。
でも、キーワードは出るものの、あらすじを最後まで話せる人がどれくらいいるだろう。
そういう私も、実は大人になって読み返し
「こんなブラックジョークあったんだ!」「こんな寄り道してたっけ?」
とほぼ初見の状態で一気に読みきった。

この物語最大の魅力は、子ども特有の
「それで?」「その先は?」
に答えるかのように物語が進行して行くところではないだろうか。
枕元で読み聞かせてくれるような、即興で作ったお話みたいな。

作風は【不思議の国のアリス】にとても似ている。
少女でありながら強くたくましい、けれど好奇心一杯で読者の先頭をずんずん進んでいく。
ドロシーとアリスが出会ったら、すぐに意気投合してしまうだろう。
最強のタッグ誕生である。

また、探し物を求め旅を共にする一行が、
旅を終える頃に実はそれぞれ手にいれていたという展開もとてもニクい。
みなさんも、再び探し物を求めレンガの道を歩いてみてはいかがだろう。



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憂鬱な季節が参りました。
きっとみんな雨は嫌いなんですね、なにせ雨あがりをテーマにした絵本っていっぱいありますもの。
でも雨そのものを楽しんじゃう絵本もたくさんあるんですよ。
ということで、何作か雨の日に読みたい本をご紹介していこうかと思います。お楽しみに!



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作・ 絵 佐野洋子

おじさんは、傘がとっても気に入ってるんですね。
雨が降ると、傘を守って自分が濡れるほどですからw
きっとこのおじさん、雨が嫌いになっちゃいますね。

そんなとき、通りすがりの少年と出会って傘をさす決心をするんです。
おじさんはお気に入りの傘で雨を歩き、
何を思うのでしょう。



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作・絵  U.G.サトー

ここ最近は、乳児さんへ向けた本が増えてきましたね。
後に紹介しますが、【もこもこもこ】という本に似ています。
絵を読む、色を楽しむ絵本ですね。

ただ、テーマが雨に固定されているので、ストーリーがあり見ていて楽しいですよ!
大人になると、雨の日にはしゃぐ子どもの気持ちがわからくなっていますよね。
きっと、子どもにはこんなふうに雨粒がキラキラして見えるんでしょうねw



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作・絵 中野弘隆

ぞうくんのさんぽシリーズの一つ。

ぞうくんが、さんぽします。
文章も少なく、サクサクストーリーは進んでいきます。
道中友達に出会いながら、さんぽを続けます。
シュールですねw
多くを語らず、けっこう好きです。

と淡々と進んでいくのですが、
読み進めていると、
あれ?何か起きそうだな、という
ドキドキ?とかソワソワ?がうまれてきます。
そしてラスト、いったいどんな展開が待ち受けているのでしょう?

雨なんか楽しんじゃえ!と思える作品です。



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梅雨は終わったのだろうか?
今日は、黒いポロシャツを着ていたら
背中がジリジリとやかれてるようでしたw
日差しが夏だよね!
海だね!山だね!ハワイアンズだね!




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作・中川李枝子  絵・大村百合子

本屋などではお馴染みの、ロングセラー作。
表紙は、男の子が大事にしていた模型飛行機と
そらいろのたねを交換する場面。
種からは、思いもよらないものが生えてきます!

ストーリーのキモは、このキツネ。
子どもにわかりやすく、教訓を教えてくれます。
(キツネには気の毒ですがw)

みんな、友達は大切にしようね!
余談ですが、あの2人組も友情出演してるんですよ☆
探してみてください。



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作・森まつり  絵・柿本幸造

たぶん、今までで一番読み返した絵本です!
今は大型絵本でしか検索にヒットしませんでしたが、
子ども(とくに男の子)は、ワクワクがとまらないでしょうね!

男の子が、不思議な風船ガムを膨らますと、
なんといろんな乗り物に形を変えます!
もちろん、乗れるしちゃんと運転できる☆
ただし、風船ガムなのですがw
(↑ここが結構重要なんです)

やんちゃな男の子なら、
わかりますよね?
まぜて膨らましたくなりますよね!
主人公の男の子だってもちろん、
試しちゃいますw

普通の絵本だと、なんかここでおしまいって
よくありますよね?
いやいや、オチがちゃんとあるんです。
その先は、読んでからのお楽しみですw





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脚本・加藤久仁生  監督・平田研也

大人向け絵本。
元々はショートアニメで、私はアニメーションを先に拝見しました。
アニメでは余計なセリフ、説明は一切なかったのですが、
絵本化したことで場面ごと詳しくストーリーの解説がつきました。

少しずつ水かさの増えていく町。住人たちは家が浸水する度に、
屋根の上に新しい家を作って暮らしていました。
そのため家は積木を積み上げたようになっていました。
過ごしにくく感じ、それぞれ町を離れていくなか、
一人の老人はその家に住み続けます。

ひょんなことから、潜水服で下の階に沈んだ家を
ひと部屋ずつ降りていくことになります。
以前住んでいた部屋、階を降るごとに記憶が甦ります。

絵のタッチ、おじいさんの表情。
ただただ優しい気持ちになる、
素敵なお話です。




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作・絵  大友 康夫

この本も、小さい頃買ってもらい
いまだに記憶に残る作品です。

皆さん経験ありませんか?
後に紹介しますが、
【ウォーリーを探せ!】を読んでいて
たった数ページしかないのに
世界一周を冒険したような感覚になりませんか?

この絵本、とても細部まで描き込まれていて
ねずみたちの暮らす様子も、一匹ずつの性格まで
伝わってくるほどです。

ねずみたちはある理由から、
あらいぐま家の色々な物を
自分達の住み処へ運び出してしまいます。
ここで、細かく描かれた絵の
本領が発揮されます。
はじめの方にあらいぐま家にあった物が
途中ページでは
ネズミの住み処へ移動しているのです。
そう、間違い探しにもなっているんですw
ちなみにそういった要素に
作者はまったく触れていません。
その遊び心に、作者自身
描いているうちにどんどん楽しくなっちゃったんだろうな、
とその茶目っ気にもクスっとしてしまいますw

それと、あらいぐま親子とねずみたちのやりとり。
最後の1ページで、きっと誰もが
優しい気持ちになることでしょう。




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“人生で一番大事な日は2つある
  生まれた日と、なぜ生まれたかわかった日だ”


トム・ソーヤの冒険著者であり、現代のアメリカ文学に
大きな影響を与えたと言われる作家。

この格言が好きなのは、生まれた日を
大事な日と表現したこと。
【生まれた瞬間から、カウントダウンは始まってる】
と悲観した格言を知っているので、
その点で好感が持てるw

そして、それぞれ見つけるであろう
なぜ生まれたのか知る日。
これについては色々な捉え方ができるかな、
【その日を探しなさい】もしくは
【生まれた理由に人生を捧げなさい】
どうでしょうか?

自分は息子ができて
自分のために人生を使っていた期間は
生まれてきたごほうびで
息子が生まれてからは
家族に尽くす気で過ごしてきた。つもり…
なので、私には後者の解釈がしっくりくる。
やっぱり、なんで生まれたのかがある程度
明確にできると、
人間の本来の力が出る気がする。
脳ミソをフル稼働させ、
体がオーバーヒートする。
速すぎて景色がボヤけていても
足は勝手に前へ、
生きてるなぁーって
実感しますんで。



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作・絵  モーリス・センダック

映画が少し前に公開されましたね。
人それぞれと思いますが、感動作っぽい
内容みたいだったので見ませんでした。

というのも、この主人公が天真爛漫で好きなんですw
私の幼少は引っ込み思案な性格で、想像する内容も
この男の子と違っていたりして、他の子は
こんな感じなんだー♪と楽しんだりしました。
気が強く自分の空想の中なのに
危険へ突っ込んで行き、
飽きやすくさっさと現実世界へ
帰ってくる辺り、
わんぱくでちょっと意地悪そうな感じが
こどもらしくて好きです!

かいじゅうのルックスも
かなり奇抜ですよね、
絵のセンスを感じます。



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作・なかえよしを  絵・上野紀子

ねずみくんシリーズの一冊です。

無表情ですね、なかなかシュールな表紙です。
でもページをめくっていただきたい!

ねずみくんの着ている、手編みのチョッキ、
友達も羨ましくなって声をかけてきます。
ねずみくんは心配そうに、チョッキを貸してあげます。

友達はサイズを気にせず着ていきます、
そして友達から友達へと。

この作品最大の魅力は、
無理やりチョッキを着た友達の表情。
もーなんとも言えませんw





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作・絵  レオ・レオニ

まず、レオ兄さんの絵が大好きです!
だってキメ細やかで、時に大胆で。
絵だけでも楽しいですw

さて、このお話はお父さんツムリが息子ツムリに
教訓をとくお話。
子どもなら誰しも思いますよ、
【大は小を兼ねる】なんたって
でかい方がいいにきまってる。
ケーキも秘密基地も野望も!
でも、大きいために失敗した
あるカタツムリの話をしてくてるんです。

【分相応】ってこと、身の丈に合ったね。
でも作中出てくる巨大カタツムリですが、
実に美しいんです♪
彼がそれで満足だったなら、
いーんじゃないの?wなんて
思っちゃいました。
レオニさんの世界、是非お勧めです。



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“人生とは自転車のようなものだ
   倒れないようにするには走らなければならない”


相対性理論を発表し一躍有名に。
実は根が真面目で、発明ほどのユニークさを
持ち合わせていなかったとか。
この有名な写真も、
色々な都市伝説的な憶測があるものの
記者に笑顔の写真を頼まれ笑いそうになり
思わずおどけて見せた写真だそうw
Σp[【◎】]ω・´)

そうですねwその通りだと思いますよ。
やっぱり、
布団で寝るにしろ
風呂で寛ぐにしろ
時間は消費しますもんね。
どんな時にも思考を止めちゃいけないと
そういう事なんでしょうか。

ゆっくりでも速くでも
走ることすなわち生きようともがくこと
あまりに平和で走る必要を見いだせないと
命の大切さも忘れてしまう、
そんな警告にも聞こえてしまいます。



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“これは自分にふさわしくないと思ったとき、
  人は難しい判断を迫られますが
    自分の本能を信じなくてはいけないのです”



レコード10億枚売り上げた、キングオブポップ。

熱烈に彼を好きな訳ではないのですが、
歌と躍りを武器に本気で意思を伝える姿勢は
言葉さえ越えてしまうものだなと感じます。

そんな彼も、
自分の才能に悩むことがあったんですね。

この言葉はすごく人間的で好きです。
皆さんは感じたことありませんか?
「オレなにやってんだろ…」
「オレに何の価値があるのか…」
私はしょっちゅうですw

確かに、考えて答えは出ないし
でも波のように寄せては返す不安。
最終的に信じるべきは
自分そのもの。
答えがない以上、自分を信じ
やれると強く願う姿勢が
再び立ち上がる力になるのかもしれません。
かのマイケルですら、そんな悩みと
戦っていたんですね。



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作・絵  宮西達也

ティラノサウルスシリーズ、1作品目。
私の殿堂入り作品です。
私はこの作品に出会えて、感謝しました。

絵本なんてたった数ページの世界、
でも数ページで充分だとつくずく思えました。
そこが好きなんです、絵本の醍醐味です!

肉食恐竜の王、ティラノサウルス。
最強の彼に悩みはありませんでしたが、
ある日一変します。
生まれたばかりのアンキロサウルス
(草食恐竜)の子どもに、父親と間違えられ
二人の生活がスタートします。

最強だからこそ味わったことのない苦悩
今まで気付かなかった自分の中の優しい気持ち

戸惑いながらも
心がのどけていくティラノサウルスに、
珍しくウルっとしてしまいました( ω-、)

あとあと、色使いが独特で好きです!
原始時代を思わせる
大胆で力強い彩色が迫力満点です☆

シリーズになっているので、
次回もお楽しみに♪







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“夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。
 それは、
  「Curiosity – 好奇心」
   「Confidence – 自信」
    「Courage – 勇気」
     そして「Constancyー 継続」である。”



アメリカ合衆国のアニメーター、プロデューサー、映画監督、脚本家、声優、実業家、エンターテイナー。ミッキーマウスの生みのおや。

確信をついた言葉で、たくさんの夢をうみだした人でも
やっぱり【持続】を念頭に活動していたのだと
共感できた。

継続は力なり







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“明日死ぬかにように生きよ
   永遠に生きるかのように学べ”


弁護士であり宗教家、政治指導者である。
インド独立の父。


個人的に、時間に関してというよりは、
その人が何を思い毎日を過ごすか
その事について説いたと思っている。

明日死ぬとは、なんとも大袈裟。
でも無駄に過ごしている人にとって
(私とかw)そのぐらいの叱咤がないと、
気持ちが揺れないのを知っているんですね。

それに学べとは、けして知識だけじゃない。
本気で生きようとすると、自ずと
脳ミソが熱くなりますよ♪

せっかく考える力があるんだから、
人生を駆け抜けて有意義なものにしよう!



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“勇気と節操を持っている人は
    他の人から見るといつだって
        非常に気味の悪いものさ”

文学者であり詩人。
天才であるがため、一般的で
認められづらいことなどを、自らの経験と
あわせて執筆している。


この言葉は、受け取る側の思想や性格に
大きく変化が現れるのでは?

私の場合は、こう捉えた。

普段よりほとんど怒りの感情を表に出さず
(我慢ではなく、損だと考えるため)
マイペースに穏やかである。
どんな忙しくストレスのかかる状況下でもだ。
そのため、しばしばやる気のなさと結び付けられ
損をする場面がある。

この句を見ていると、そんなことが
ダブって思い起こされる。

ヘッセ自身、自分の特異な性質に
周りからはさぞ冷ややかであったのだろう。
あえて言葉で残した背景には
いろんな人間がいても良いじゃないかと、
変わり者よその性質を大事にしなさいと、
そう言いたかったのではんじだろうか。





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