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〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟 〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟 ブログ主【えるまー。】が、 主観でレビューしていきます! 一味違う視点で絵本をお探しの方は、 是非いちど記事をご覧ください。
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脚本・加藤久仁生  監督・平田研也

大人向け絵本。
元々はショートアニメで、私はアニメーションを先に拝見しました。
アニメでは余計なセリフ、説明は一切なかったのですが、
絵本化したことで場面ごと詳しくストーリーの解説がつきました。

少しずつ水かさの増えていく町。住人たちは家が浸水する度に、
屋根の上に新しい家を作って暮らしていました。
そのため家は積木を積み上げたようになっていました。
過ごしにくく感じ、それぞれ町を離れていくなか、
一人の老人はその家に住み続けます。

ひょんなことから、潜水服で下の階に沈んだ家を
ひと部屋ずつ降りていくことになります。
以前住んでいた部屋、階を降るごとに記憶が甦ります。

絵のタッチ、おじいさんの表情。
ただただ優しい気持ちになる、
素敵なお話です。




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