〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟
〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟
ブログ主【えるまー。】が、
主観でレビューしていきます!
一味違う視点で絵本をお探しの方は、
是非いちど記事をご覧ください。
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作・絵 大友 康夫
この本も、小さい頃買ってもらい
いまだに記憶に残る作品です。
皆さん経験ありませんか?
後に紹介しますが、
【ウォーリーを探せ!】を読んでいて
たった数ページしかないのに
世界一周を冒険したような感覚になりませんか?
この絵本、とても細部まで描き込まれていて
ねずみたちの暮らす様子も、一匹ずつの性格まで
伝わってくるほどです。
ねずみたちはある理由から、
あらいぐま家の色々な物を
自分達の住み処へ運び出してしまいます。
ここで、細かく描かれた絵の
本領が発揮されます。
はじめの方にあらいぐま家にあった物が
途中ページでは
ネズミの住み処へ移動しているのです。
そう、間違い探しにもなっているんですw
ちなみにそういった要素に
作者はまったく触れていません。
その遊び心に、作者自身
描いているうちにどんどん楽しくなっちゃったんだろうな、
とその茶目っ気にもクスっとしてしまいますw
それと、あらいぐま親子とねずみたちのやりとり。
最後の1ページで、きっと誰もが
優しい気持ちになることでしょう。
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