〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟
〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟
ブログ主【えるまー。】が、
主観でレビューしていきます!
一味違う視点で絵本をお探しの方は、
是非いちど記事をご覧ください。
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ほとんどの人は、この題名を聞いて「あの話か」と思ったのではないだろうか。
でも、キーワードは出るものの、あらすじを最後まで話せる人がどれくらいいるだろう。
そういう私も、実は大人になって読み返し
「こんなブラックジョークあったんだ!」「こんな寄り道してたっけ?」
とほぼ初見の状態で一気に読みきった。
この物語最大の魅力は、子ども特有の
「それで?」「その先は?」
に答えるかのように物語が進行して行くところではないだろうか。
枕元で読み聞かせてくれるような、即興で作ったお話みたいな。
作風は【不思議の国のアリス】にとても似ている。
少女でありながら強くたくましい、けれど好奇心一杯で読者の先頭をずんずん進んでいく。
ドロシーとアリスが出会ったら、すぐに意気投合してしまうだろう。
最強のタッグ誕生である。
また、探し物を求め旅を共にする一行が、
旅を終える頃に実はそれぞれ手にいれていたという展開もとてもニクい。
みなさんも、再び探し物を求めレンガの道を歩いてみてはいかがだろう。
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