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〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟 〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟 ブログ主【えるまー。】が、 主観でレビューしていきます! 一味違う視点で絵本をお探しの方は、 是非いちど記事をご覧ください。
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作・サトシン 絵・塚本やすし
ダメだ、なんかすごく切ない…

村で嫌われ者のカエル、誰よりも先に
旱魃(かんばつ)を知ることになる。
『ざまあみろ』とまで言っていたものの
結局は嫌われつつも、村人のために
雨乞いの歌をうたいはじめる。

カエルの、
感情が読めない変わらぬ表情が
余計に色々なコトを考えさせます。

なぜ、気持ちが動いたのか。

それと、最後のセリフ
『いつかはわかりあえるだろうか』
とても切ない気持ちになると同時に
きっとわかってくれるはずと
最後まで諦めることをしなかった
人より人情の熱いカエルに
他人を思いやる大切さを学んだ
気がします。

この本は、読み手によって
受け取り方が変わってきます。
読み終わった後、それぞれで
意見交換するのも面白いかもしれません。


余談ですが、昔話にも
似た話がありますよ。
【河童の雨乞い】です、
気になったら調べてみてください♪




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