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〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟 〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟 ブログ主【えるまー。】が、 主観でレビューしていきます! 一味違う視点で絵本をお探しの方は、 是非いちど記事をご覧ください。
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作・新美南吉 絵・黒井健

昔からファンの多い絵本ですね、
最近はドラマなんかでも出てました。

何故かキツネという設定が
せつない展開を想像させて
しまいますが、とっても温かいお話♪
(ごんの影響かな?)

キツネの子どもが、手袋を買いに
人里まで下りてくる話。
店主は気付きながらも、ちゃんと
売ってくれるんですね。

この本で大切なのは、
お母さんキツネ
子どもキツネ
店主
この3人の心情でしょう。

人間がトラウマな母キツネ、
私としては
『何故子どもを行かせた…』
とあまり良い印象ではなかったり

子ぎつねの好奇心と不安のまじった
感覚は、子どもが抱く
感情そのものをリアルに表現していて
とても納得だったり

この店主は気付きながらも
それを微笑ましく思い
売ってくれたけれど、
そんな人は少ないのかもなー
なんて思いが生まれたりw

たぶん読み手それぞれに対し、
いろんな感じ方がある
独特な作品だと思います。

もし自分が国語の先生だったら、
読書感想は真っ先にこの本を
お題にするんだろなーっておもいました。



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