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〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟 〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟 ブログ主【えるまー。】が、 主観でレビューしていきます! 一味違う視点で絵本をお探しの方は、 是非いちど記事をご覧ください。
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作・サムイル・マルシャーク
絵・ウラジル・レーベデフ

せっかくなので、続けて
ハリネズミの作品
こちらは3匹家族のお話。
読み始めに注意書き
『静かに読んで!』w


ハリネズミの家族が、静かに
暮らしていました。
ある日、散歩に出かけます。
寄り添っているのが、
〝しずか〟という言葉とリンクして
可愛らしいです♪

でもこのお話には、しずかにする
ちゃんとした意味があります…

オオカミの夫婦に
ばったり出会ってしまうんです。
お父さんとお母さんは体を丸め、
トゲで身を守ります。
でも、子どものハリネズミは
両親に言われても、上手に丸くなれて
いません。

そんなハリネズミの子にオオカミは
『くびはどこだ? おかなはどこだ?
はなはどこだ? みみはどこだ?』
ヒィ〜((((;゚Д゚)))))))
絵からも、静かな迫力がヒシヒシと…

オオカミとハリネズミの攻防
その最中、遠くで猟師の銃声が響きます
これはたまらんとオオカミは退散して
ハリネズミの親子は難を逃れるのです。

物語のキーとなる銃声以外
シーンと張り詰めた空気がなんとも
草のそよぐ音や
オオカミの鼻息まで聞こえてきそうな
しずかなおはなしです…



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