〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟
〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟
ブログ主【えるまー。】が、
主観でレビューしていきます!
一味違う視点で絵本をお探しの方は、
是非いちど記事をご覧ください。
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作・天野祐吉 絵・大槻あかね
お小遣いを増やしたい男の子、
お母さんに伝えるため彼がとった行動は…
ポスター作り!
作りはじめると、なかなか奥が深い。
大人が読んでも、ポスターって
絵とことばがお互いに
最大限の仕事をしてくれてたんだと気付かされます。
何より私が感動したのが、
作者に意図があったかは置いといて。
子どもが、大事なことを伝えたくて
ポスターを思いつく。
この場面はすごく良いと思いました。
子どもは欲しいものがあれば、
〝わめく〟〝泣く〟〝キレる〟
毎回飽きずによくやるよ…
なんて思っていませんか?
だって、自分はこのお菓子に対して
こーんなに情熱的に好きで今すぐ必要なのに、大人はわかってくれない!
そしたら〝だだをこねて表現〟するしかないんです。
それでしたら、
新しい表現方法を教えてあげては?
このポスターなんて最高です!
伝えたい事のために
絵の構想にアタマを使い
どう書けばこの気持ちが伝わるか
ことばを選びペンを運びます。
ポスターを作るのに費やす熱意と、
完成し貼ることでどのくらい影響を与えるかを知れば
子どもは欲しいものができるたび、
〝なんで欲しいのか〟
〝どのくらい欲しいのか〟
〝上手に伝わるにはどうするべきか〟
色々考えるようになるでしょう。
そう、大人はこれを【プレゼン】と言いますね。
子どもにポスターを作らせてあげては?
想像以上に、その子に価値があるのを知るきっかけになるかもしれませんよ。
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