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〝はじめて絵本に触れる子供たちへ〟 〝ふたたび絵本に出会う大人たちへ〟 ブログ主【えるまー。】が、 主観でレビューしていきます! 一味違う視点で絵本をお探しの方は、 是非いちど記事をご覧ください。
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せっかくデカルトさんについて調べたので
少し脱線させてください。

格言からも伺えるように、
精神の根源に触れる部分に
興味を持たれていたようです。

その一つが
〝実体二元理論〟




もし違っていたら教えてください…


イメージとして、世を構成するのは

〝物理的な存在〟
〝精神的な存在〟
の2つが影響しあい存在している
というもの。
さらに簡略化して

〝モノとココロは表裏一体〟
と言い換えれると思います。

さらに突き詰めると…

脳という存在がキーになっていて、
目に見える〝脳〟という物体の中で
精神の働きが行われていること。

『なんじゃそりゃ?』って思った人
多いはずですw

だって今は学校で習いますよね、
〝脳の中では
ニューロンとシナプスが
電気信号により…〟
なんて、懐かしい。(=ω=;)

現在は物理的、生物学的に
脳の働きが解明されてきていて

〝右脳はイメージ的で左脳は数学的〟

〝恋愛は脳の
この部分とこの部分が働き…〟
といった働きの違いを、
一般的な人もなんとなくわかって
しまったので、

〝実体二元論〟違和感があるはず。
現在は支持する人は
ほぼいないそうです。

備考として
現代の発展系である
〝量子脳理論〟
という理論に引き継がれていると
記述にありました。
(義務教育内では全く
歯が立たちませんw)
デカルトさんから遠ざかるので
ここまでとします。


でも、私はなんとなしに
『道徳的にアリかな』
と思ってます。

無類の生き物好き(動物も植物も!)
そんな私には、

人を主体に考える
デカルトさんではありますが

もしかしてもしかしてだけど…

慈悲的な要素も考慮している?
と思ってしまいました。

だって、この考え方を人以外に当てると
結構面白いです。


ペットを例にあげると
わかりやすいのでは。

もし動物と暮らしているのなら
彼らが、人の中で生活することで
物理学や化学や生物学を超えて
もっと多くの事を考えているのでは?
と思った事、ありませんか?

私は、実体験の
あるエピソードが浮かんでくるのです。


もう15年も前の話、
ネザーランドドワーフというウサギを
飼っていました。
(金色でライオンのような立派な
タテガミがありました)
産まれてすぐ、一緒に生活をはじめ
私がいる時は常にくっついて過ごす
といった日々をおくっていました。

ただ、病気がちで何度も入院。

先生は
『野生なら早く死ねたのに』と話され
私自身、入院のたび
正しいことをしているのか、
悩んだりしました。

そんなこんなで、彼は生きて2年
という宣告をはねのけ
5年間も生きました。

最後の3ヶ月は、片側のマヒから
寝たきりで過ごしたりで。
それでも私の姿を見ると
立ち上がろうとするもので、
ずっと膝で撫で続ける日々を過ごしました。

やはり死期というものは
わかってしまうもので。
当時は高校生だったのですが、
『今日帰るまで、持たないな』
という日がやってきます。
両親も気にかけリビングで一緒に
過ごしてたようなのですが
一度も動かず、
目も閉じたままだったそうです。
夕方遅くに帰宅し、半ば諦めていると
まだ頑張っていると
両親が教えてくれました。
急いで駆け寄り、『ただいまー』と
声をかける私。
それに答えるように、
目を開き私を確認する彼。
目を開けたことに、両親は
驚いていました。

その1時間後、静かに
息をひきとりました。

いまだに彼が、〝うさぎ〟だなんて
思えません。
彼は私の帰りを待ち、
そして息をひきとったのです。

きっと、彼自身
人と同じように、死について考え
心というものを認識していたとしか
思えないのです。

こんな体験もあり、
魂や心
それに人知を超えたなにか。

完全に否定できないと思うんです、
もしかしたらデカルトさんは
そのことについて
何か知っていたのかもしれませんねw



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